食べる日焼け対策
今回は日焼け止めを使っても防ぎきれないダメージを軽減する「食べる日焼け対策」についてご紹介します。
紫外線ダメージを抑える身近な食材
「食べる日焼け対策」は摂取することでからだの内側から紫外線のダメージを抑えたり日焼けによるしみやしわの原因をとり除く効果があります。 紫外線を受けてしまった肌のケアにもおすすめです。
飲む日焼け止めとして販売されているサプリメントもありますが、身近な食材を食べることでも日焼け対策ができます。 食べる時間によっても効果に差があるので今回は、朝から日中の間に摂ると紫外線対策に効果が高い食材をご紹介します。
アスタキサンチン
えびや鮭などに含まれる天然の赤い色素で、ビタミンⅭの6000倍と抗酸化作用がとても高いので 日焼けによる肌の炎症を軽減したり肌ダメージを受けにくいからだづくりに役立ちます。
十分な効果を得るために必要な摂取量は1日に6mgです。鮭の切り身の場合、2~3切れ分です。
【アスタキサンチンを多く含む食材】※100gあたりの含有量
桜エビ 7.0mg
オキアミ 3.0~4.0mg
紅鮭 2.5~3.7mg
いくら 2.5~3.0mg
リコピン
トマトなどに含まれる色素でカロテノイドの一種です。 ビタミンEの100倍以上の抗酸化作用が認められて「日傘をさすのと同等の日焼け防止効果がある」という研究結果が発表されるほど。 リコピンは肌を黒くするメラニンの生成を抑えたり、肌にハリを与えるコラーゲンの分解を防いで生成をサポートします。
リコピンは、油と一緒に摂ったり加熱すると吸収率が高まります。リコピンの摂取量は1日15~20mgで、ミニトマト約15個です。
【リコピンを多く含む食材】※100gあたりの含有量
ミニトマト 8.1mg
スイカ 3.2mg
トマト 3.0mg
柿 0.7mg
紫外線が気になったら塗る日焼け対策と合わせて食べる日焼け対策で、紫外線に負けない肌をキープしましょう。