肌悩みの原因?慢性的な炎症に要注意!
今回は、肌のトラブルや老化の原因になる「肌の慢性的な炎症」についてご紹介します。
肌に影響を及ぼす「慢性的な炎症」
紫外線や喫煙、ストレスだけでなく、じつは「炎症」も肌に悪い影響を及ぼします。
肌はつねに紫外線や大気汚染、摩擦や化粧品などの化学物質など外部からの刺激を受けています。 そのため、肌がもつ自己修復機能だけでは刺激で受けたダメージを修復しきれなくなり微弱な炎症が生じます。
1回くらいであれば何でもない微弱な炎症でも毎日のメイクやスキンケアなどで日常的に繰り返すと積み重なって肌に大きな影響を与えます。
慢性的な炎症が続くと
肌には肌内部のうるおいを保って外部からの異物の侵入を防ぐためのバリア機能が備わっています。 ところが、炎症を起こした肌はバリア機能が低下します。 そのため、角質の水分蒸発量が増加して肌が乾燥するだけでなく、わずかな刺激でもダメージを受けやすい状態となり赤みや湿疹、かゆみを引き起こします。
また、メラノサイトがつねに刺激され続けるのでメラニン色素が過剰につくられてしみやくすみ、肝斑の悪化の原因になります。 さらに、肌の細胞や遺伝子が傷ついて肌の老化を加速させます。
慢性的な炎症をなくすには
炎症は、医薬品を使えば症状を緩和できますが、炎症の元を断たなければ意味がありません。
肌の慢性的な炎症をなくすためのキーワードは
「紫外線対策」「抗酸化」「こすらない」です。
きちんと紫外線対策をしていますか?
炎症を引き起こす元になる活性酸素を除去する抗酸化ケアをしていますか?
無意識のうちに肌をさわりすぎたり、肌をこすって摩擦が起きていませんか?
肌の慢性的な炎症をなくせば正常なバリア機能が保たれて、健康できれいな肌がつくられます。 日常生活のなかで「炎症」をコントロールして、肌トラブルや老化に負けない肌にしましょう。